奈良の楽しみ方のコツ

石光寺の魅力

境内には中将姫ゆかりの「染の井」や「糸掛け桜」がある。あやめ、ボタンの名所

石光寺の牡丹の楽しみ方

石光寺の牡丹の楽しみ方
天智天皇勅命の花の寺

天智天皇(626〜671)の時代、霊光を放つ大石が見つかり、天皇の勅命を受けてこの石に弥勒如来を彫らせ、堂宇を建立したのが石光寺の始まりと伝わる。開山は修験道の祖・役小角(えんのおづぬ)。 平成3年、弥勒堂建て替えの時に石造弥勒像が発見され、言い伝えが実証されたと話題になった。ちなみにこの弥勒像は日本最古の石仏である。 また、中将姫が曼荼羅図を織るために蓮糸を染めたという井戸「染めの井」と、それを干した「糸掛桜」が現存していることでも知られ、染寺と呼ばれている。

石光寺の牡丹のビューポイント・撮影スポット

何処を見ても撮影ポイントになり、目移りします
石光寺の魅力は、寺院の中の雰囲気と牡丹が一体化したところ背景と一緒に楽しめます。

牡丹の見頃情報

ボタンの見頃は4月中〜下旬 寒牡丹の見頃は 11月下旬〜1月末

寒牡丹と冬牡丹の違い
石光寺の牡丹の楽しみ方 寒牡丹

寒牡丹とか冬牡丹という種類の牡丹があるわけではありません。 二季咲き性の牡丹の、春に付いた蕾を摘み取って花期を遅らせて冬に開花させたのを『寒牡丹』といい、春咲きの品種を人工的に温度調節することによって冬に花を咲かせたのを『冬牡丹』というそうです。 牡丹にとってはえらい迷惑なことでしょうが、雪景色の藁苞(わらづと)のなかで、静かに花を咲かせる冬の牡丹には、確かに格別の風情があります。 ここ石光寺には寒牡丹しかありません冬牡丹はとなりの當麻寺にあります。

石光寺の花の見所
石光寺の牡丹の楽しみ方 寒咲きあやめ

約500種類、3000株、数も多いが種類の多さでは群を抜く。二上山を背にしたぼたんの花の味わいは格別。

早春の花ばな
○しゃくやく    5月初旬〜中旬
○寒咲きあやめ  12月中旬〜3月下旬
○万作      2月下旬
○冬咲きにんどう 2月下旬
○しだれ梅    2月下旬
○ろう梅     1月下旬
○土佐みずき   3月中旬
○みつまた    3月下旬
○玄海つつじ   3月下旬
  ○ラッパスイセン 3月下旬
○スノーフレーク 3月下旬
○寒ぼけ     3月中旬
○きぶし     3月中旬
○がますみ    3月下旬
○アメリカしゃくやく 5月初旬〜中旬

石光寺への行き方・歩き方

近畿日本鉄道二上神社口駅→徒歩15分
住所:奈良県葛城市染野387
となりに當麻寺があり。
裏手に「二上山」があり、雄岳の頂上に大津皇子のお墓があります。

お弁当の場所

寺の外の広場にはシートを広げるのもいいし。 すぐ近くに「史跡の丘」「二上山ふるさと公園」等もある。

周辺の宿・便利な宿泊施設の探し方

お泊まりは飛鳥がおすすめ。

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